CURRENT AFFAIRS
動物愛護週間100年。守られてきたのは、どの動物?
動物愛護週間は100年。しかし、日本の法律で「愛護動物」とされる範囲には、今も動物種による線引きがあります。
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FACT
何が起きている?
9月20日から26日は、動物愛護管理法に定められた動物愛護週間です。2026年は「動物愛護週間100年」を掲げ、100年間の人と動物の関係を振り返る行事が開かれました。この間、動物取扱業への規制や虐待に対する罰則は強化されてきました。一方、同法の「愛護動物」は、牛、馬、豚、犬、猫、鶏など法律に列挙された動物と、人が占有する哺乳類・鳥類・爬虫類です。魚類、両生類、無脊椎動物は含まれていません。
ETHICS
何を考えるべきか?
100年の間に制度は整えられてきましたが、動物の利用そのものは続き、どの種を愛護の対象とするかという線引きも残っています。この違いには、動物種によって保護の重さを変える「種差別」が表れていないでしょうか。ニュージーランドのように、魚類やタコ・イカ、甲殻類の一部まで動物福祉法の対象に含める国もあります。動物への配慮を、人が愛着を持つ種に限るのか、種にかかわらず苦痛を受ける個体へ広げるのかが問われます。
