CURRENT AFFAIRS
動物カフェの「ふれあい」、動物は離れられる?
犬猫以外の哺乳類の飼養管理基準が具体化されました。人が触れたいとき、動物が接触を避けられる環境と、ふれあい利用そのものを考えます。
情報確認日:
FACT
何が起きている?
2026年10月15日、環境省は犬猫以外の哺乳類に関する飼養管理基準を具体化する改正省令を公布しました。動物カフェなどでの展示にも関係し、施行は2027年6月1日です。併せて公表された運用指針には、顧客との接触を避けられる場所を原則として常に確保し、動物自身が移動できることなどが示されています。極めて短時間の接触には例外があります。また、ウサギやハムスターなどのケージの広さ・高さにも具体的な基準が設けられました。すでに営業している事業者には、ケージ等の更新に時間が必要なため、その大きさに関する基準が2028年6月1日から適用されます。
ETHICS
何を考えるべきか?
人が「触れたい」と思ったとき、動物には離れ、隠れ、休む選択肢があるでしょうか。環境の改善は重要ですが、基準を満たすことだけで、人の娯楽のために動物を利用することが正当化されるわけではありません。動物が望む行動や避けたい接触を起点に、触れ合いを提供・利用すること自体の是非を考える必要があります。
